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本日の映画 『ラストハザード 美しきジハード』 (2006年)

2012年09月23日 12:09

原題:”ZOMBIES ANONYMOUS”
制作:アメリカ
監督:マーク・フラット

【あらすじ】
人間社会に完璧に溶け込んでいたアンジェラは、実は人類に思いを寄せるハーフゾンビだった。
しかし、愛する者の裏切りにあい、己の運命と対峙するはめになる…。


変わり種のゾンビ映画で、こんな切り口があったのか!と感心させられる良作。

アンジェラはいつも暴力を振るう恋人に嫌気が差し、別れを切り出す。
まぁ当然のごとく男は逆上!あろうことかアンジェラに銃を向け発砲してしまいます。
やべー!とばかりに男は逃走。 アンジェラは何とか自力で救急に電話します。
駆けつけた救急隊員によって、その場で応急措置&病院への搬出準備が始まる中、
「脈拍なし。・・・さぁ、帰るか」
待って、助けてぇと懇願するアンジェラを置いて、救急隊員は帰ってしまいますw

そう、彼女は一度死んで生き返り、ゾンビになってしまったのです。
とはいうものの、生前の記憶もちゃんとあるし、動作も普通の人と変わらない機敏さ。
思考も変わらないから、死んでいる事を除けば今まで通りw
このゾンビ化現象は社会的に広がっており、「不死症候群」という病気の一種と捉えられていて
ゾンビになっても人権は容認され、普通の生活を送っているのです。

ゾンビになると生肉しか食べられなくなり、頭痛に悩まされ、頭を完全に破壊しない限りは
死なないという些細な違いはあるものの、生きていくためには働かなければなりません。
普通の人と変わらないとは言え、死因によっては見た目が非情に恐ろしいことになってる
彼ら、「気持ち悪い奴らと働けるか!」と差別が始まり、職の解雇、家族から絶縁されたり・・・
「このクリームを塗れば生前の姿になる!」という特殊メーキャップクリームが売られてて
無職になってしまったアンジェラもこのクリームで化粧して面接を受ける。
結果、面談で合格したけど「じゃぁ健康診断を受けてね。なぁに君がゾンビでない確認だよ。」
と言われてしまい、泣く泣く諦めざるを得ないハメに・・・

そう、社会的弱者であるゾンビ達は迫害され、心に傷を持つものが増えてくる。
そんなゾンビ達が集まり、お互い励まし合うサークルみたいなのも出来る始末。
お茶飲んでクッキー食べて吐いたりw

人間の中には「ゾンビ達をぶっ殺せ!」という過激派がおり、女性リーダーの元ゾンビ狩りを
行い、罪のないゾンビをさらし首にして喜んでたりします。
「いつまでもヤラレっぱなしじゃないぞ!」とゾンビ側にも人間を襲う過激派が自然発生、
両者の間に一触即発の雰囲気が漂います。
そしてアンジェラの所属する励まし合いサークルが人間の過激派に襲われたことで
両者の対立が一気に激化!
アンジェラもその渦中に巻き込まれていってしまいます。
この抗争の果てに待つものとは、一体!?


ゾンビが普通に社会生活を送っているってのも面白いんだけど、それから発生する
差別&抗争を描いた非情にシリアスな社会派作品。
抗争中にゾンビが叫ぶ。「やれるものならやってみろ!こっちが数で最終的に勝つ!」
そうなんだよね。
人間が抗争で死んじゃうと、今まで敵方だったゾンビになっちゃうんだもの。
最終的な数の差で言えば、人間の方が圧倒的に不利。
だけどわかっていてもやめられないのが、人間の悲しき性ってやつなのかなぁ。

すごく真剣に作られた、ゾンビ映画の良作。
ロメロゾンビの社会性が好きな人には、おすすめですに。


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