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本日の映画 『ミッドナイト・ミート・トレイン』 (2008年)

2011年04月23日 17:02

原題:”THE MIDNIGHT MEAT TRAIN”
制作:アメリカ
監督:北村龍平

【あらすじ】

写真家レオンは、或る晩チンピラに絡まれていた女性を助けるが、翌日その彼女が行方不明になったことを知る。地下鉄で別れ際に撮った彼女の写真を見直すと、怪しい男が写っていた。警察に訴えても相手にされないレオンは、街で偶然その男を見かけると、恋人の制止も聞かず彼の追跡にのめり込む。だが、食肉処理工場で働くその男マホガニーこそが、いま世間を騒がせている凄絶な地下鉄内連続殺人事件の犯人だった。遂に最終電車にマホガニーを追いつめたレオンは、そこで世にも恐ろしい光景を目撃する…。



クライヴ・バーカー著「血の本」シリーズの第三弾。
一作目「血の本」は原作を忠実に映像化していて好印象だったものの、二作目の
「ドレッド」(腐肉の晩餐)は、まさかのラストを改悪しやがった最低作品
クライヴ・バーカー作品の「恐怖」ってものが、全然わかっていない!
第三弾となる今作はアルバトロスからライオンズゲートに変更され、しかも「あざみ」監督
の北村龍平がメガフォンをとるという。
さてさて、どうなる事やら。

売れない写真家のレオン。彼の夢は「いつかこの街の心臓部を撮る」事らしい。
芸術家の物言いは常に難解なものだけど、要約すると「誰も撮ったことのないスゴイ
写真を撮ってやる!」
って事らしい。
被写体を探して夜な夜な街を徘徊するレオン。
ある日、地下鉄で不良にからまれている女性を発見し、声をかける。
すごむ不良を写真に納め、余裕をもってこの難敵を撃退。
まぁ、「駅のセキュリティカメラに映ってるけど、いいの?」って言っただけなんだけどw

この時に撮った写真が、知人の画商に大好評。
「このレベルが後2~3枚あれば個展を開ける」と言われ、すっかりその気に。
だけど不良に絡まれていた女性が行方不明になっている事を知り、あの時の写真を
良く調査してみると特徴的な指輪をはめた人物を発見。
後日、同じ指輪をつけていた大柄な紳士を見つけ、後をつける。
食肉加工工場で働くこの紳士、実は地下鉄で起こっている行方不明事件の犯人で
連続殺人鬼だったのだ!
この殺人鬼はレオンが自分を調査している事を知っているのだが、当然のように
連続殺人を続けていく。
レオンは真実に辿り着き、「街の心臓」を捉える事ができるのだろうか?

原作の「血の本」シリーズは短篇集なので、そのまま映像化しちゃったら
きっと1時間もかからない作品になってしまう。
その為、原作にないストーリーを織り込み、話の尺を長くする必要があって
前作ではそれがマイナス方向に働いてしまった。
だけど、今回はいい! 原作の”恐怖”を壊すこと無く映像化する事に成功してる。

そして特筆すべきは、その特殊効果の技術レベルの高さ!
原作の持っている、ドロドロぐちょぐちょしたスプラッターなシーンが
見事に映像化されていますw
ってか、あまりに力を入れすぎていて、かえって笑っちゃいそうなシーンもあったりw
「トムとジェリー」なんかのカートゥーンで、頭ぶん殴ったら目が飛び出るシーン、
あれをリアルで再現しちゃいました!みたいな感じ?

ただ、ラストシーンで「なぜ連続殺人をしていたのか」を語るシーンが弱かった
気がするなぁ。
原作では「死体処理」から「殺人理由」まで、嫌という程たたきこまれるので
原作知らない人にとっては「?」って感じなのかも。

でも原作の意図は崩さずに、ちゃんとラストまで観れる良作に仕上がってる。
この調子で「ジャクリーン・エス」なんかも映像化して欲しいなぁ。


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