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本日の映画 『デリカテッセン』 (1991年)

2011年01月08日 15:22

原題:”DELICATESSEN”
制作:フランス
監督:ジャン=ピエール・ジュネ、マルク・キャロ

【あらすじ】
核戦争終了15年後のパリ郊外に、ポツンと残る精肉店兼アパート“デリカテッセン”。
ここの住人は、いつも不気味な笑いを浮かべる親父を始め、肉食主義の曲者揃い。
草も木も生えず、食べ物のないはずの近未来の精肉店で売られている肉とは……?

”199X年、世界は核の炎に包まれた。
 海は枯れ地は裂け、あらゆる生命体が死滅したかにみえた。
 しかし、人類は死に絶えてはいなかった!”

有名な某世紀末救世主伝説と同じ舞台なんだけど、この世界はわりと普通?w
棍棒もったモヒカンや一子相伝のマッチョ拳法家が大きな顔をしているわけでなく
普通にラジオやTV放送もしている結構文化的な世界観。
ただ食べる物がほとんど無く、貨幣の代わりに”豆”で取引してる。
ちなみに”トウモロコシ”がどうやら高額紙幣の代わりみたいw

そんな食糧難な世界なのに、なぜか営業している精肉店”デリカテッセン”。
常に在庫があるわけではないけど、時々ちゃんとが売られている。
そしてなぜか同じタイミングで失踪する管理人。 売られている肉とは…そういう事。

居なくなった管理人の代わりを募集する広告を見て、のこのこやってきたルイゾン。
貧相な小男で元芸人だけど、訳あって今は休業中らしい。
「今度の男は痩せてて肉付きが良くないねぇ」
「今回は何日後に肉を売ってくれるのかしら?」
そう、アパートの住人たちも全てのカラクリを知った上での販売を待ち焦がれている。
これだけ書けば「うわぁグロいホラーかよ!」と思っちゃうけど、実はホラーじゃないw

アパートのオーナーで精肉店の主人は、見た目まさしくブッチャー(屠殺人)。
ニコヤカな笑顔にも狂気が見え隠れw
「ばぁぁぁぁぁぁ」と鳴く缶のおもちゃをひたすら作っている二人組。
自殺願望のある妻が笑えるインテリ夫婦。
”新たな肉”の到着を心待ちにしている家族。(おばぁちゃん… つД`) )
部屋を水浸しにしてカエルとカタツムリを飼い、自給自足している老人。
そしてルイゾンに恋してしまった精肉店主人の娘、ジェニー。
アパートの住人だけでも濃いキャラばっかりなのに、ジェニーに片思いする思い込みの
激しい郵便配達人や、地下組織「トログロ団」なんてのも現れて、大騒ぎになってしまう
非常にブラックなコメディ映画。

もう登場人物だけでおなかいっぱい。
どのキャラもアクが強いのに、愛おしいw
未来の話なんだけど、建築物や内装は1950年代の様式で、映像もそれに合わせた
暖色系の色使いが多いので、ストーリーの割には悲壮感はない。
なにより、その不思議な住人、不思議な映像に魅入ってしまい、一気に最後まで
退屈せずに観られた良作だに。

ホラーのようなコメディのようなSFのような不思議な本作品、ぜひお召し上がりあれ♪


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