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本日の映画 『パンズ・ラビリンス』 (2006年)

2009年11月14日 17:01

原題:”PAN’S LABYRINTH”
制作:メキシコ/スペイン/アメリカ
監督:ギレルモ・デル・トロ

【あらすじ】
1944年のスペイン。内戦終結後もフランコ政権の圧政に反発する人々がゲリラ闘争を繰り広げる山間部。
内戦で父を亡くした少女オフェリアは、臨月の母カルメンと共にこの山奥へとやって来る。この地でゲリラの鎮圧にあたるビダル将軍と母が再婚したのだった。
その夜、彼女は昆虫の姿をした不思議な妖精に導かれ、謎めいた迷宮へと足を踏み入れる。そこでオフェリアを出迎えたパンは、彼女が魔法の国のプリンセスの生まれ変わりで、満月の夜までに3つの試練を乗り越えれば、魔法の国に帰ることが出来ると告げる。
オフェリアはその言葉を信じて、与えられた3つの試練に立ち向かう決意を固める…。

道端に落ちていた石の欠片。それをなにげなく石像にはめ込んだ時から全てが始まる。
石像から現れた不思議な妖精に導かれ、謎めいた遺跡に辿り着くオフェリア。
そこで半人半獣のパンに出会い、オフェリアが魔法の王国の王女の生まれ変わりだと
告げられる。
魔法の国にはパンが管理する迷宮を抜けなければいけないが、その前に次の満月に
なる前に3つの試練を乗り越える必要がある。
オフェリアは魔法の本をもらい、その本の指示通りに試練に立ち向かう。

うん、こんな風にストーリー紹介すれば、ごくごくありふれたB級ファンタジー映画っぽく
見えるよね。
だけど、こいつはとんでもなくダークなファンタジー映画だ!

オフェリアの父は仕立て屋で、スペイン内戦にて戦死。
未亡人の母は戦火で独り身の不安から、軍人ビダルと再婚。
ビダルが冷酷軍人で、連れ子であるオフェリアを疎ましく思っている。
オフェリアの母のお腹にはビダルの子がおり、「息子は父親のそばで生まれるべきだ」
ビダルのいる前線にまで連れてこられてしまう。

「こんな場所にはいたくない。どこか遠くに逃げよう?」
血生臭い戦地でオフェリアは母に懇願するも、地位の高い軍人と運良く再婚できた母は
「我慢しなさい」の一点張り。
この厳しく辛い現実から逃げ去りたかった少女の前に現れた”妖精”。
それは「現実」だったのか、それとも少女が作り出した「幻想」だったのか。

映画では内戦の”現実”とオフェリアの”3つの試練”が、巧みに入り混じりながら
進行していく。
唐突に試練があるんだけど、それにいたるまでが自然なんで、違和感なく観ることが
できるたは、監督の上手さなんだろうね。
この監督さん、「ブレイド2」や「ヘルボーイ」を撮った人なんだ。
どうりでファンタジー世界の住人が、どことなくグロテスクな訳だ。
なんせ、虫が変形して妖精になるくらいだしねw

ファンタジーの世界で試練に立ち向かうオフェリア、現実の世界でゲリラと戦う父親。
二つの世界がどんどんリンクして行き、終局を迎える。
第3の試練のオフェリアと、現実で銃を向けられフェレイロ医師がとった行動が
同じだというのが興味深い。

この映画のラストはハッピーエンドなのか?それともバッドエンドなのか?
どちらともとれる内容なだけに、ハッピーエンドだと信じたいなぁ…

そうそう、ファンタジー映画なんだけど、お子さんと一緒に観るのはやめといた方が…


コメント

  1. benjamin | URL | -

    Re: 本日の映画 『パンズ・ラビリンス』 (2006年)

    お邪魔します!
    うおお、この映画、公開時からすごい気になってたんですよ・・・

    >この映画のラストはハッピーエンドなのか?それともバッドエンドなのか?
    >どちらともとれる内容なだけに、ハッピーエンドだと信じたいなぁ…

    この、じぇす太さんの感想で、撃ち抜かれましたw
    ・・・早急に、鑑賞行動に移ります!(`・ω・´)

    ※自分も、B級映画スキー(入門レベルですが><)なので、
     じぇす太さんのラインナップ・感想の素晴らしさに、いつも勉強させて頂いております。
     これからも、MHFの記事の他、映画記事も楽しみにしておりますです!

  2. じぇす太 | URL | -

    Re: Re: 本日の映画 『パンズ・ラビリンス』 (2006年)

    > benjaminさん
    この映画は普通のファンタジー物かな?と思って観たら、良い意味で裏切られましたよ。
    多分、楽しめると思いますよ?今なら旧作だからレンタルも安いしw

    benjaminさんもB級映画スキーですか!
    うちの映画紹介なんかで役に立つなら、これからも気合入れて紹介しますね!

  3. ぎんすけ | URL | -

    Re: 本日の映画 『パンズ・ラビリンス』 (2006年)

    この手のB級ファンタジーはロクな結末ならんと決まってるような気がする(´・ω・ `)

  4. m.ange | URL | -

    Re: 本日の映画 『パンズ・ラビリンス』 (2006年)

    こんにちわ~
    わたしも映画は好きなので、ブログにも
    時々紹介していますi-179
    思い出せない題名もあったりするので
    最近見たのは、チェックしてます^^;

    何か不思議な感じで見てみたいですね。
    ファンタジー物も色々みましたけど
    思い出せない・・・i-237

    またお薦めのがあったら紹介して下さい^^

  5. じぇす太 | URL | -

    Re: Re: 本日の映画 『パンズ・ラビリンス』 (2006年)

    > ぎんすけ
    結構哀しい話だったよ。B級というのがもったいないくらい。

    > m.angeさん
    おおぅ、映画スキーですか!
    紹介された記事、読ましてもらいますね~

    B級メインなんで、必然的にホラーとかサスペンス主体になっちゃいますが
    紹介読んでよさげな作品あったら観てやってくださいw

  6. nico | URL | -

    Re: 本日の映画 『パンズ・ラビリンス』 (2006年)

    こんにちはー!
    なんか凄い面白そうな映画ですなv-238
    普通のファンタジーじゃないってとこに惹かれまする。

    そういえば最近映画見てないなぁ・・・

  7. じぇす太 | URL | -

    Re: Re: 本日の映画 『パンズ・ラビリンス』 (2006年)

    > nicoさん
    こにゃぁ♪
    ファンタジーなんだけどダークで哀しい話だった。
    監督はもしかしたら、おとぎ話とか嫌いなのかも??

    家で観るDVDもいいけど、たまには映画館に行って観るのもいいよね~
    でも大好きなB級映画は映画館配給なかったりするから、もっぱらレンタル屋通いなんだよねw

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