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本日の映画 『ザ・マッドネス 狂乱の森』 (2011年)

2012年04月29日 23:36

原題:RABIS
制作:イスラエル
監督:ナヴォット・パプシャド/アハロン・ケシャレス

【あらすじ】
ある森の中で、行方不明になった兄妹。妹は、猟奇犯によって掘られた穴に落ちてしまっていた。
兄は助けを求める為、森の出口まで出た。そこで、テニスの試合に向かっていた男女4人組が乗る車に遭遇した。ことの成り行きを説明された彼らの内、2人の男性が兄と共に森の中へと捜索へ向かった。
残された2人の女性は、警官を呼んで事情を説明しようとした。しかしやって来た2人の警官の内、1人は変態警官だった・・・・。

 
なんと、非常に珍しい「イスラエル産」のサスペンス映画!
だけど侮ることなかれ、脚本も役者さんもちゃんとしていてとても面白い!
邦画もこういう作品を見習って欲しいねw

森の中に仕掛けられた落とし穴に落ちた妹を助けようと、人を呼びに行った兄。
その隙に罠を仕掛けた張本人の猟奇犯が現れ、妹は拘束されていずこかへ
運び去られてしまった。
ふむふむ、この変態男が人を襲いまくる映画なのか …と思ってたら
女性を運ぶ犯人を発見した森林警備隊のおっちゃんに麻酔銃で撃たれてしまい
必死に逃げるも変態男はあえなくダウン。 その場に眠り込んでしまいますw
そしてここが重要なんだけど… この人、最後まで眠ったままですw

そう!思わせぶりに出てきた変態男はまったく無関係なのです!w

助けを呼びに行った兄は道に飛び出して若者4人が運転する車に轢かれてボロボロw
だけどなんとか立ち上がり、一緒に妹を助けて欲しいと懇願。
男二名は兄に付いて行き、女性二名はこの場で警察に連絡。
一方、拉致されかけてた妹は、森林警備隊が無事に保護。
ここまで書けば、この後スタッフロールが流れてもおかしくない状況なんだけど
この映画は、ここから惨劇が始まるのです。

通報を受け、駆けつけた警官の一人はプライベートで嫌なことがあってムシャクシャ。
現場に若い二人のねーちゃんが居るのを見て、「そうだ、触ってやろう♪」と思いつくw
そして不必要なまでにねっとりとボディチェックをする警官に、罵詈雑言を浴びせる
ねーちゃん達。
ガキのくせに生意気な!と、警官は意地悪くもっとねっとり身体検査を実施。
たまりかねたねーちゃんの一人が警官の銃を奪い、離れるように命令!
だけど警官は「どうせ撃てっこないだろ?へらへら」とニヤニヤしてたら、ドーン!w
警官を撃ち、ねーちゃん達は森の中へ逃げ込むのでしたw
撃たれたものの命に別状のなかった警官、「お仕置きしてやる!」と怒り心頭で
森の中へ駈け出していきます。

兄についてきた男性二名、案内された場所に妹が居なくて困惑中。
「確かにここに居たんだ!」と兄は半狂乱になり、森の中へ探しに行ってしまいます。
残された二人は、「戻る」&「探す」で意見が真っ二つ。
どうやら日ごろから腹の中に不満を抱えていたようで、口論から殴り合いに
発展するまでに、そう時間はかかりませんでしたにw

居なくなった妹を必死に探す兄が発見したのは、気を失った妹を自分のトレーラー
ハウスへ運んでいる森林警備隊のおっちゃんの姿。
もちろん保護してるだけなんだけど、疲弊した兄の目には別のものに映っていた。

そしてこの森で、悲しくも凄惨な惨劇の幕が開くのだった…

苛ついたから少し意地悪してしまった、最悪の勘違いをしてしまった、ムキになりすぎて
とんでもない事になってしまった。
そんないろんなボタンの掛け違いのような事から、惨劇が始まってしまいます。

まさにこれは「負の連鎖」
ファイナル・デスティネーションのように、パタパタと運命のドミノが倒れていきます。
そして段々明かされる各人のバックストーリーが、運命の悲惨さに拍車をかけます。
そして救いがあるかのようなラストシーンでも、不安だけはしっかり残りますん。

正直、予告編とか観た段階ではバカにしてましたん。
だけど、こんなにスゴイ作品とは思わなかった!
やるじゃん、イスラエル!

あまりお金はかかってないから、そんなにグロいシーンもなくて安心!
パズルのピースがはまっていくような、サスペンス映画が好きな方にお勧めですん♪
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本日の映画 『トライアングル』 (2009年)

2012年03月20日 20:48

原題:”TRIANGLE”
制作:イギリス/オーストラリア
監督:クリストファー・スミス

【あらすじ】
自閉症の息子を持つシングルマザーのジェスは、気分転換にヨットセーリングの誘いを受けることに。彼女を含め、男女6人が乗り込み、大海原へと繰り出したが天候が急変し、ヨットが転覆、1人が行方不明となる事態に。そして、残る5人も転覆したヨットと共にただ漂流するのみで、次第に絶望感が募り始める。そんな時、運良く豪華客船が現われ、命拾いしたジェスたち。さっそく船に乗り込み助けを求めるが、船内には人の気配がまるでなかった…。

「サヴァイヴ 殺戮の森」のクリストファー・スミス監督作品。
ただし前作のようなブラックユーモアは全くない真面目なサスペンスだw

自閉症の子供を女手一つで育てているジェス。
育児のストレスを心配し、友人たちがヨットセーリングへ招待してくれた。
まぁ友人には、ヨットオーナーで独身のグレッグに女性を紹介したいって魂胆も
あるみたいなんだけどねw

ヨットセーリング当日、息子と来るはずのジェスは何故か一人でやってくる。
どこかぼんやりした様子で、「息子は学校に預けてきた」と…
なにはともあれ6人全員が無事揃ったので、いざ行かん、大海原へ!

独身のグレックの為に紹介しようと連れてきたヘザーよりも、なぜか人妻ジェスと
いい感じになっちゃうマニアックなグレッグw
と、突然風が止み、海のど真ん中でヨットは完全に停止してしまう。
こんな現象は見たことがないと、首をひねる6人。
しかし怪現象はこれで終わらず、付近に突然の嵐が発生。
海岸警備隊に連絡を取るも、そんな異常気象は確認されていない。
その時、無線に「全員殺された!助けて!」という混線が!?
確認する時間もなく、ヨットは嵐に巻き込まれて敢え無く転覆。

さっきまでの嵐がウソみたいに晴れ上がった海の上、転覆したヨットに避難して
助けを待つ5人の前に現れた豪華客船「アイオロス号」
助かった!と客船に乗り込んでみるも、何故か人っ子一人居やしない
それでも確かに人影を見たので、全員で手分けして船内を探索する事に。

探索中、ジェスは自分がこの船に乗ったことがある事に気がつく。
一体、いつ?どこで乗った?
疑問符いっぱいのジェスの前に、頭から血を流した仲間のビクターが現れた!
「どうしたの?」と心配して駆け寄るジェスの首を、何故か締め上げて殺そうとする
ビクター。
しかし18歳の健康的な青年ビクターも大怪我をしていては、ジェスの反撃に耐えられず
敢え無く返り討ちに。

これは一体どういう事なの?と戸惑うジェスの耳に、銃声が響き渡る!
船内の劇場で、なんとグレッグが射殺されているのを発見。
その場に居合わせた仲間の二人に疑われ口論している最中、さらにその仲間二人も
いきなり射殺されてしまう!

劇場にいたのはライフルを構え、ズタ袋で覆面した謎の人物
あわてて逃げ出す、唯一の生存者ジェス。
何度か対決する内、なんとか覆面怪人を追い詰めるジェス。
「いいか、全員を殺すんだ。それが唯一の方法なんだ」
海に落とされる直前、覆面怪人は謎の言葉をジェスに残していた。

一安心し、船から海原を眺めたジェス。
しかし、そこには思いもよらなかったモノが近づいてくるのが見えた。
…そう、物語はまだ始まったばかりなのだ。
ジェスは無事に脱出する事ができるのだろうか?


うん、面白い!
途中までの展開は穴だらけのサスペンスで今ひとつだなーと観ていたら
途中から、あれ?何が起きている?って感じになって
どんどんパズルのピースがはまって行き、最後に完成するって感じだ。
確かに辻褄の合わない部分や、もやもやした部分もあるにはるけど
それを補う程の脚本の完成度の高さ!

ぜひぜひ、事前情報なしで観る事をお薦めしますん~

本日の映画 『シャッターアイランド』 (2009年)

2011年04月30日 20:18

原題:”SHUTTER ISLAND”
制作:アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ

【あらすじ】
ボストンの遥か沖合に浮かぶ孤島“シャッター アイランド”。そこに、精神を患った犯罪者を収容するアッシュクリフ病院があり、厳重な監視の下に運営されていた。
ところが1954年9月、レイチェルという女性患者が忽然と姿を消してしまう。事件を調べるため、連邦保安官のテディが新たな相棒チャックと共に島を訪れる。折しも、激しい嵐が近づいており、捜査の行方に不安がよぎる…

沖に浮かぶ孤島「シャッターアイランド」
そこにある隔離施設の精神病院からレイチェルという女性患者が脱走した事件。
その捜査に連邦保安官のテディとチャックはやってきた。

早速調査を開始するものの、警戒厳重な病院からどうやって逃げた? 靴も履かずに
岩場へ逃げた? 小さな孤島なのにどうして行方がわからない?
病院職員に聴取をするも、どこか非協力的で何か隠しているように思える。
ってか、この島に居る人間は皆どこか胡散臭いキャラばかりなんだよね。
そこがまたミステリー作品としての魅力の一つなんだろう。

捜査は難航し、持病の頭痛が酷くなるテディ。
その内に、死んだ彼の妻の幻覚を見るようになる。
そう、彼の妻は彼が徴兵中に放火魔が放った炎で無残にも殺されていた。
その放火魔の名前はアンドリュー・レディス
聞き込みを続けていく内に、なんと放火魔がこの病院に収容されている事が判明。
テディはレイチェル脱走事件とは別に、どこかに収容されているレディスの
行方も追うようになる。

その内に益々酷くなる頭痛、頻繁に現れるようになる妻の幻覚。
何が真実で何が虚構なのか、だんだんと分からなくなってくる。
果たしてラストで語られる結末とは…?

50年代という時代設定、この建物や衣装なんかの小道具も結構雰囲気あって
いい感じだ。
映画中でタバコを吸うシーンが多いのも、今となってはめずらしい。
ものすごく雰囲気も良くて、バラバラだった謎の断片が集まって形になる感覚。
ミステリー作品としては王道だし、安心して勧められる。
…途中まではねw

この作品に悲劇は、キャッチコピーがやらかしてくれた事。
曰く、「この映画のラストは決して口外しないでください」
ミステリーとして良作な前半だから、観ている人は真剣に謎を解こうとする。
それこそがこの映画の本質だとばかりに。
だけど、本来の謎解きとは別の伏線・ヒントがあちこちにばらまかれている。
それに気がついた人は、きっとラストでプラス評価をする。
ミステリーだからと一生懸命ストーリーを追っていた人は、きっとラストで
激怒しちゃう。
う~ん、面白いのにもったいないよね。

ただ灯台で明かされる結末よりも、エンドクレジット前のテディのセリフ。
あれが物議を呼んでいるから、まだ救われてるのかな?
うん、これはミステリーの皮を被った、サスペンス映画だねw

本日の映画 『その男 ヴァン・ダム』 (2008年)

2011年02月04日 10:14

原題:”JCVD”
制作:ベルギー/ルクセンブルク/フランス
監督:マブルク・エル・メクリ

【あらすじ】
アクション・スターとしてハリウッドでも輝かしいキャリアを築いたジャン=クロード・ヴァン・ダムもさすがに年齢には勝てず、最近はアクション・シーンをこなすのも一苦労。おまけに娘の親権争いと金銭トラブルですっかりお先真っ暗に。ロサンジェルスの喧噪を離れ、故郷のブリュッセルへと逃げ帰ってきたヴァン・ダム。ここでは彼もまだまだスーパースター。ところが現金を引き出そうと立ち寄った郵便局で事件が…。

90年代、「ユニバーサルソルジャー」や「ダブルインパクト」でマーシャルアーツ主体の
アクションで魅了したアクションスター、ジャン=クロード・ヴァン・ダム。
最近はめっきりスクリーンで見ることもなくなった彼が、落ち目のアクションスターである
『ジャン=クロード・ヴァン・ダム』役
で出演しているという、フィクションなんだかどうだか
わかんなくなっちゃう作品。

冒頭5分間ワンショットの長回しでアクションシーンの撮影をしているヴァンダム。
さすがアクションスター! しかし共演者のNGで撮影は台無しに…
リテイクを宣言する若い監督に「オレももう年だ、長回しの撮影はキツい」と申し入れるも
聞いてはもらえない。

撮影の合間に、娘の親権をめぐり別れた妻との裁判の為に裁判所へ。
「彼の映画は非常に暴力的で、子供に悪影響を与える」
「アクションスターの子供だという事で、娘はイジメられている」
前妻の弁護士から理不尽な主張をされ、凹みまくるヴァンダム。

メジャー作品から声がかからなくなって久しく、裁判費用の為に金が欲しい。
しかしオファーのあった作品は、スティーブン・セガールに奪われてしまうw
「あの役セガールに決まっただと? え、あいつポニーテール切ってまでやるって!?」
ここのくだりや、「ジョン・ウー監督は自分がハリウッドに呼んだんだぜ。 そうでなきゃ
今頃ヤツはまだ香港で鳩を撮ってるさ」
というセリフ、リアルなだけに笑えませんw
心身ともに疲れきったヴァンダムの元に、彼の担当弁護士から電話が…
「今日中に金を振りこんでくれないなら、弁護士降りるからw
うん、どこまでも追い詰めてくれます つД`)

喧騒のLAを離れ、生まれ故郷のブリュッセルに戻ってきたヴァンダム。
地元では、まだまだ彼もスーパースター
田舎町なんだけど、街中の人が彼に握手を求め、彼と一緒に写真を撮っています。
疲れているだろうに何一つイヤな顔をせず、にこやかに応じているヴァンダム、
ここはリアルな彼の人柄なんでしょうね。

だけどあまりゆっくりはできない、今日中になんとか弁護士に金を払わないと。
ヴァンダムは送金のために郵便局に入っていきます。
その直後、街の人が聞いたのは郵便局から聞こえてくる銃声!
そして、まだ営業時間なのに降りたシャッター。
もしや、最近ヒット作もなく生活に困っていたヴァンダムが凶行に??
ブリュッセルの小さな田舎町に、マスコミも駆けつけ大騒ぎになる。
そんな中、郵便局のヴァンダムから警察に要求が伝えられる…

『アクションスター』
昔はたくさん居たんだけど、最近は「アクションもできる俳優」が関の山。
時代が求めていないせいか、ヴァンダム世代以降は皆無なのかも知れない。
だけどアクションで売ってきた俳優は、今さら演技派にはなれない。
年齢も50歳になり、売りのアクションも厳しくなってきた。
そんな、絶妙な位置のヴァンダム自身をフィクションとして作品に仕上げた今作。
もちろんフィクションなんだけど、劇中で彼が語るセリフ、一部ノン・フィクションだよね。
彼の苦悩、だけど持っている想い。
きっと飾りのないヴァンダムの本心なんだと思う。

今までのヴァンダム作品を期待していたら、絶大にガッカリしてしまうんだけど
ヴァンダムを知っている人には見て欲しい不思議な作品。
あそうそう、これアクション映画じゃないですよ?w

本日の映画 『アイデンティティー』 (2003年)

2010年09月27日 22:11

原題:”IDENTITY”
製作:アメリカ
監督:ジェームズ・マンゴールド

【あらすじ】
豪雨が降り続く夜、人里離れた一軒のモーテル。管理人ラリーがくつろいでいるところへ、ひとりの男が飛び込んでくる。彼、ジョージは息子ティミーを伴い、交通事故で大ケガをした妻アリスを運び込む。救助を要請しようとするが電話は不通だった。アリスをはねたのは女優キャロラインの運転手で元警官のエド。彼は助けを呼びに病院へ向け車を走らせるが、途中で立ち往生し、やむなくモーテルへ引き返すことに…。

大嵐の夜、一軒のモーテルに男が飛び込んでくる。
パンクした車を修理しようと外にでた瞬間、同乗していた妻がリムジンに轢かれたのだ。
モーテルの主人ライリーは病院に電話するも大雨の為か電話が不通。
事故を起こしたリムジンには売れない女優のキャロラインと運転手のエドが乗っていて
キャロラインがライターをよこせ!と命令した為にエドは余所見をし、結果的に事故を
起こしてしまったのだった。
エドは責任を感じ、数キロ離れた病院まで車を走らせるのであった。

コールガールのパリスは客から大金を騙し取り、オープンカーで逃走していた。
車内でバッグを開けた瞬間、荷物のハイヒールが飛び出て路上に落ちてしまった。
実は冒頭のジョージの車がパンクしたのは、このハイヒールを踏んだのが原因
しかもこの女、道が冠水していたのでUターンしようとして電柱にぶつけ、電話線を
切ってしまった。 もう諸悪の根源って感じw
結局車は立ち往生し、現場に通りかかったエドのリムジンでモーテルに引き返す。
新婚夫婦と犯人護送中の警官も冠水で足止めされ、仕方なくモーテルに宿泊する。
こうして計11人が豪雨の中、このモーテルに閉じ込められたのだ。

女優のキャロラインは携帯電話で大雨の中、何者かに呼び出された。
運転手エドが心配して探していると、乾燥機の中にキャロラインの頭部が発見された。
付近には10号室の鍵も落ちており、この部屋は護送中の殺人犯を閉じ込めていた。
慌てて10号室を確かめてみると手錠を外して逃走した後だった。
ヤツが犯人だ!と皆で捜索していると、撲殺された殺人犯の死体を発見。
付近には8号室の鍵が…。
嵐の夜、何者かに一人ずつ殺害されていってしまう。
一体犯人は誰なのだろうか?
そして驚愕の結末とは?

最初に観た時は、あまりの事に腹がたってしょうがなかったですんw
でも二回目に観直してみた時、非常に洗練されたサスペンスなんだと感じ、
至る所に伏線が張られていた事に気が付きました。
二転三転するストーリーに驚くべき結末と、観る前に予備知識を入れてしまうと
まったく面白くなくなるタイプの作品です。
素直に「やられた… (/ω\)」と思ってくださいねw

そうそう、一つヒントというか謎掛けを。
名探偵シャーロック・ホームズでは、この事件の真相には辿り着きません。
むしろ助手のワトソン博士の方が真実に迫れると思いますよ?w

本日の映画 『マインドハンター』 (2004年)

2010年03月14日 23:26

原題:”MINDHUNTERS”
制作:アメリカ
監督:レニー・ハーリン

【あらすじ】
FBIプロファイラーとなるべく厳しい最終試験に挑む7人の訓練生たち。そんな彼らに教官が与えた課題は、ノースカロライナ沖の無人島にある訓練施設で、限られた時間の中、連続殺人犯をプロファイリングし、その正体を暴くというもの。そして訓練生7人と試験のオブザーバーとして送り込まれた刑事ゲイブが島にやって来た。ところが翌朝、仲間の一人が何者かによって無惨に殺されてしまう。しかも犯人はさらなる殺人を予告していた。動揺する訓練生たちは、生き延びるため、協力して犯人の割り出しにあたるのだったが…。

訓練生がやって来た無人島、本来は軍の施設。
市街地銃撃戦の訓練も行うためなのか、施設の近所には擬似的な”街”もある。
もちろんそこは無人で、いるのはマネキンだけなんだけど。

ここでプロファイルする仮想の殺人鬼は通称「マリオネット」
すでに一人殺害しており、第二第三の殺人も計画しているとの設定らしい。
決められた日時までに、彼の正体を暴きだすのが訓練の目的。

翌朝、ネコの死体が吊るされているのを発見する。
口には10時で止まった腕時計が押し込まれていた。 これの意味する事とは?
街中を捜索する内に、ある店で吊るされたマネキンを発見。
これがきっと”第一の被害者”なのだろう。

現場検証をしている最中、突然どこからともなく流れてくる音楽。
その正体は棚の上に置かれたラジカセ。
ラジカセのスイッチを切ると部品が落ち、手前にあった”ドミノ”を倒してしまう。
並べられたドミノはパタパタ倒れて行き… 気がつくと仲間が一人死んでたw
な…なにを言ってるのかわからねーと思うがry

おーけー、おーけー。みんな落ち着くんだ?
良く状況を考えてみようと、全員で集まって相談してると… 仲間が一人死んでたw
な…なにを言ってるのかわからねーと思うがry

やばい!巧妙な罠だらけじゃん!
ってか、自分死にそうになってる!? たすけて~
ふぅ、九死に一生を得たぜ!… やっぱり気がつくと仲間が一人死んでたw
な…なにを言ってるのかわからねーと思うがry

久々に謎解きメインの良サスペンスだ!
だから文中ではネタバレしそうな要素が書けないから、紹介も難しいw
二転三転するストーリー、誰が犯人なのか?疑心暗鬼になる捜査官達。
少しSAW羊たちの沈黙の影響を受けた感じの映像と、アガサ・クリスティーの名作
「そして誰もいなくなった」みたいなシチュエーションが面白い。

ただ難をいえば、ラスト付近になると所謂”王道”になってしまってるのが残念。
前半のような独創性で最後まで突き進めれば、”大ヒット”したかも知れないなぅ。
とは言え、最後まで中だるみせずに、ハラハラしながら見れる作品なので
予備知識なしで観ることをお薦めしますん。

本日の映画 『マーターズ』 (2007年)

2010年02月25日 00:10

原題:”MARTYRS"
制作:フランス/カナダ
監督:パスカル・ロジェ

【あらすじ】
1970年初頭のフランス。行方不明となっていた少女リュシーは監禁場所から命からがら脱出し、保護される。性的な虐待はなかったもののその身体には無数の生傷。結局犯人は見つからず、養護施設に収容されたリュシーは激しいショックから心を閉ざすも、同じ年頃の少女アンナの献身的な支えによって少しずつトラウマを癒やしていく。しかし15年後、猟銃を手にある屋敷へと向かったリュシーは…

 
”これは本当に公開していいものなのか?”
”今までのホラーが幼児向けの教材に思えてしまうほどの衝撃作!”

何ともオドロオドロしいキャッチコピーだけど、こんな作品程大したことないんだよねw
制作国は… フランス!?
あ…あ… 「屋敷女」のトラウマががががががが
これもそんな作品かっ! そんな作品なんかっ!?

1970年初頭、とある廃工場。
薄汚れた下着姿の少女が頭から血を流しながら裸足で逃げ出してきた。
何度も後ろを振り返り、泣き叫びながら…
あぁ、オープニングから精神的にくる感じがヒシヒシとしますん。

逃げ出してきた少女はリュシー。
性的暴行は受けていないものの、何者かに監禁され長期間の虐待を受けていた。
施設に預けられたが、極度の精神的ショックから固く心を閉ざしてしまう。
ただ同じ施設にいた少女アンナと接している内に、徐々に心を開くようになる。
その内、二人は本当の姉妹のように信頼し合うようになった。
めでたし、めでたし。 …だったら良かったのに (/ω\)

それから15年後、とある幸せそうな家庭。
  娘「お兄ちゃん、また学校辞めたのよ!」
  息子「うるさいな、あの学校はボクには合わなかったんだよ」
  父「おいおい、学費払うこっちの身にもなってくれよw」
  母「やっと庭のポンプの修理が終わったわ」
  ピンポ~ン♪
  父「おや誰かな? は~い、どちらさん?」
  ガチャ
  猟銃でお父さんをドーン!
  猟銃でお母さんをドーン!
  猟銃で息子をドーン!
  猟銃で娘をドーン!


問答無用で一家皆殺しにしちゃったのは、成長したリュシー
泣きながらアンナに電話します。
血相変えて現場に急行するアンナ。
  リュシー「私を監禁したのはコイツらよ…。間違いないわ…」

…本当にそうなのだろうか?
リュシーは何かに怯えているように感じる…
リュシーへの不信感を感じながらも、惨状の”後始末”をするアンナ。

突然、叫びながら窓を突き破り庭に転がりでるリュシー。
一体、彼女に何が起こったのか?
本当に、彼らがリュシーを監禁していたのか?

二転三転するストーリーが非常に面白いサスペンスだに。
確かに「公開してもいいのか」って要素もあるんだけど、実はそんなに酷くは感じない。
なぜなら、その行為に「理由」がある事を序盤で明かしちゃったから。

理由もわからずヒドイ目に合うのは非常に恐ろしい。
交渉も説得も出来ないので、この悲惨な状況から逃れるのが絶望的だから。
だけど「理由」が判ってしまうと、理不尽ながらも納得してしまうんだね。
”あぁ、そうなんだ。じゃぁ仕方ないね”って。

ネタバレしたくないから、きっと何を言ってるかわからないかも知れないけど、
そんなに言うほど残酷な映画じゃないって事かな?
特にラストは二通りの解釈が出来るように作られてるね。
信じるものは肯定されたのか、否定されたのか?
自分は”否定された”って受け止めたんだけどw

この映画観るなら、予備知識を仕入れずに観ることをお薦めしますん。
この記事くらいの情報なら、問題はないと思うけどw

本日の映画 『サヴァイヴ 殺戮の森』 (2006年)

2010年02月15日 21:18

原題:”SEVERANCE”
制作:イギリス/ドイツ
監督:クリストファー・スミス

【あらすじ】
会社の研修の為にハンガリーの山奥にやって来た武器メーカー社員達。
倒木で先に進めず迂回するも道に迷ってしまう。
やがてたどり着いたのは廃屋同然のペンションだった。


青い空。ハンガリーの深淵の森の風景。
とても美しく清々しい景色をバックに、ピクニックのような軽快な音楽も流れている。
なぜか、その中を必死に逃げる男女三人!
女性二人は落とし穴に、残る男性は罠で宙吊りに…
そこにナイフを持った人影が近づいてゆく。

オープニングから軽快な音楽の中で繰り広げられる惨劇のミスマッチw
これ、ホラーというよりサスペンスコメディだに。

兵器メーカーの新プロジェクトに参加するメンバーが、研修に参加する為にハンガリーの
山奥にやってくる。
目的地は会社が新たに購入した豪華なペンション。
しかし一行を乗せた社所有の大型バスは、道中の倒木で立ち往生。
  社員「脇道があるじゃない。そっちに行けよ」
  雇われ運転手「おれは地元民だ。頼まれてもその道へは行きたくねぇ!」
不自然なまでに拒否された挙句、バス運転手は皆を降ろしてバスで去ってしまう。
しかたなく脇道を進む一行を待ち受けていたのは、みすぼらしいペンション。
豪華ペンションと聞いていたので不審がるが、近所にはこの一軒しかないので
渋々ここで研修を行う事に。
翌日、オリエンテーション中に一人がトラバサミの罠にかかる!
辺りを確認すると罠だらけ、しかも襲ってくる人影も!
果たして、無事に逃げ出すことが出来るのか!?

これ途中まで良くあるシチュエーションのホラーだなと思ってたら、後半で意外な展開に
なったので、すっごい良く出来たサスペンスだと認定しましたんw
しっかし、かなりブラックなコメディ作品で笑ってしまったw

例えばトラバサミに足を挟まれた仲間を助けようと、罠を広げようとするけど力尽きて
思わず手を離しちゃうw

   「うぐぐ… だめだ!」 バチン! 「うぎゃー!いたたたた!」
これを2~3回繰り返しちゃって、お前はドリフのコントか!とツッコミましたんw

また襲ってくる相手に向かって「これでもくらえ!」と自社製ロケットランチャーを撃つ!
でもそれは『地対空ミサイル』。 対航空兵器用の武器でしたん。
その時、たまたま上空を飛んでいる民間のジェット機。
放たれたミサイルは迷うこと無く上昇して行き、皆の見上げる上空で爆発が…

切断された生首が、「断首されても意識はしばらくある」という自説が正しい事が
わかって、「どや顔」してみたりw
全編こんなギャグがちりばめられてますん。

襲ってくる相手ってのも意外な正体だったり、バトルシーンが意外にカッコ良かったり
良い意味で裏切られた良作ですに。
残酷なシーンもあるけども、その時流れる場違いな軽快な音楽で怖さも霧散してしまう
から、結構あっさり観れちゃうと思いますんw

本日の映画 『ビハインド・ザ・マスク』 (2006年)

2010年01月09日 19:22

原題:”BEHIND THE MASK:THE RISE OF LESLIE VERNON”
制作:アメリカ
監督:スコット・グロサーマン

【あらすじ】
巷で噂の”仮面男”のドキュメンタリーを撮影するビデオクルーは、犯人と思しき青年に密着取材を試みる。
青年の普段の生活を見たクルーは、彼が殺人鬼だとは信じていなかったが…。

クリスタルレイクで起こったジェイソン・ボーヒーズによる虐殺事件。
エルム街で起こったフレディ・クルーガーによる虐殺事件。
ハロウィンの晩に起こったマイケル・マイヤーズによる虐殺事件。
これらに次ぐ新たなる惨殺事件が、ここメリーランド州で起きるとの情報がありました。


冒頭で女性レポーター・テイラーはこのように語り、ある青年への密着取材が始まります。
その青年の名は、レスリー・ヴァーノン
彼は幼い頃から虐待を受け続けた両親を殺害、怒った町の人達によって滝に落とされて
しまうという過去
を持つらしい。
彼を死んだものと思い込んでいる町の人に復讐をする為、彼は自身の誕生日に復活し、
先輩殺人鬼であるジェイソンやフレディ同様、街の人を恐怖に陥れる計画だと。

そうインタビューに答えるレスリー君、妙にニコヤカな好青年w
しかもヒョロヒョロのもやしっ子なんで、ジェイソンのようにはなれないんじゃ!?
しかし「13日の金曜日」、「エルム街の悪夢」、「ハロウィン」等の事件が実際に
起こっているって設定は面白いですん。

序盤は彼がいかに準備を周到にやってきたかをクルーが密着取材を行うという
POV(主観ショット)で撮影され、いかにもドキュメントって感じだに。
これはブレアウィッチやクロバーフィールドなんかで使われてるんだけど、画面が揺れて
スッゴイ見にくい
のが難点。 だけどこの映画はそこまで酷くないので安心安心。

「被害者が逃げるこの迷路のような庭、1年かけて作ったんだ」
「体力つけないといけない。 もちろん音もなく被害者を追いかけるためにね」
「納屋にはわざと武器を用意しておくんだ。 ただし壊れやすくしてね」

得意げに今回の計画の詳細を語るレスリー君は、本当に生き生きとしてますんw
なかには『魔術師の選択』の原理を使って、被害者をいかに希望する場所に逃げる
ように差し向けるか?なんてのもあって、ホラーファンにはニヤリとする内容ですなw

途中で出てくる図書館の職員役の小さいオバチャン。どこかで見たことあるなぁって
思ってたら、ポルターガイストに出てきた霊媒師役の人だ!
この人、”子供のようなカワイイ声”を出すオバチャンなんで覚えてたよw
レスリーの担当だった精神科医役でロバート・イングランドが出演してるのも面白い。

そんなこんなで準備も完了。
予定通り彼の誕生日に、廃墟となった彼の生家に集まる頭の弱そうな若者たちw
これから惨劇が繰り広げられるとも知らずに…
「今までありがとう。 もう感無量だよ。 今夜、ボクは伝説になるんだ」
感極まり、涙ぐみながらクルーと握手するレスリー君。
自作の仮面をかぶり、手には鎌を持って家に乗り込んで行きます。
いやいやヤバイから!w
やっぱり彼を止めよう!と改心したクルー達、家に乗り込み若者に危険を知らせます。
しかし、彼から聞いていた”計画”と違っている事が判明。
これはいったいどういう事なのか? 彼を止める事はできるのか?

前半のドキュメント部分と後半の実行日の出来事の部分で、ガラリと雰囲気の変わる
映画ですん。
前半は明るくコメディタッチなんだけど、後半はやっぱり”ホラー”なんだと主張する。
しかも意外なドンデン返しも用意されてて、サービス満点!
残念なのは前半のドキュメント部分。 これが冗長すぎて少し中だるみしちゃう。
せっかく後半、すっごい面白いのになぅ。

そうそう、これホラーを題材にしてるけど、全然グロいシーンは無いので安心して
誰でも鑑賞可能ですんw

本日の映画 『レベル・サーティーン』 (2006年)

2009年10月27日 21:37

原題:”13”
制作:タイ
監督:マシュー・チュー・キアット・サックヴィーラクル

【あらすじ】
バンコクの楽器会社に勤めるセールスマンのプチットは、ある日突然解雇されてしまう。お金に困り、途方に暮れているところに、彼の携帯電話が鳴り出す。電話の主は、プチットが幸運にも、13のレベルをクリアすると最大3億円が獲得できるゲームの参加者に選ばれた、と説明する。戸惑いつつも、挑戦すると答えたプチット。そんな彼に課された最初のゲームは、目の前の蝿を叩き落とすこと。半信半疑でそれを実行したプチットだったが、その直後、携帯電話に銀行口座の入金メールが。破産の危機に直面していたプチットは、不安を感じつつも残るレベルを一つひとつクリアしていくのだが…。
 
眼鏡でガリガリでハーフ?なプチット君、同僚に顧客を奪われてしまうほどの情けない
楽器のセールスマン。
成績不振を理由に解雇され、借金だけが残るという絶望の淵にいた時に
「ゲームをクリアして大金を手に入れ、あなたの問題を解決しませんか?」
という甘~い誘いがが。

「ハエを叩き落とせ」「子供を3人泣かせろ」等、冗談のような指示に従うと、口座に
大金が振り込まれる。
これに気を良くしたプチット君、次々クリアしていきますが、指示の内容は次第に
エスカレートしていきますん。 もうダメだ、これ以上はやれないと思うと
「ここで辞めると今まで振り込んだお金も回収されますが、よろしいですか?」

ずるいよね~w 本当に困ってる人ならやめれるわけないよ~
小さなイタズラみたいだった指示が、レベルアップする度に犯罪のような事まで
やらされちゃいます。
しかし完全に吹っ切れたプチット君は狂気に囚われたかのようにクリアしていきますん。
そしてついにむかえた「レベル13」
最後の指示とはいったい? プチット君は勝利し大金を手に入れる事が出来るのか?

いやいや、なかなかスリリングなサスペンスですよ。
でも賞金がバーツだから良くわからなかったな。 ふむふむ、1バーツ=2.7円かぁ。
気弱で情けない主人公が、だんだんと壊れていく様は怖いねぇ。
うん、北野武監督作品に似てるって言われるのも、なんとなくわかる感じ。
タイのホラーやサスペンスって日本に近い感覚がするね。
誰かが言ってたけど、「後ろにイヤな気配がして振り向くとモンスターがいるのが
ハリウッド映画、振り向いて誰もいないのが日本映画」
って感じ?
その「日本の映画のワビサビw」が垣間見えるような気がするね。

売りである「ゲーム」なんだけど、レベル5が鬼門です。 レベル5が鬼門なんです。
大切な事なので、二回言いましたよ?
お食事しながら見ていたワタクシは、悲鳴をあげましたんw
『ちとグロい』のマークは、精神的にキツイ描写がある為、つけちゃいました。
でもここを乗り切れば免疫が出来たも同然。 あとはゆっくりお楽しみくださいなw

細かい矛盾点や設定の甘さはかなりあるんだけれど、ラストにつながるまでの
シナリオは見事だし、主人公の演技力もかなりなものでグイグイ惹きこまれます。
そう、この映画の「ある部分」を超えることが出来たなら、ラストまで堪能できますよw
ぜひ、チャレンジしてみてくださいな~


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リンク追加のお知らせですん。
Nikoさん『♪バニラきぶん♪』とリンクさせてもらいました。
3鯖で活躍されてる方で、リアルは美容師の卵さんみたいです。
こっそり先輩のKonさんが勝手にブログ更新したりするので油断できませんw
お二人で仲良くMHFをやられてるようで、拝見していてとても楽しいです。
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